コーディングと音楽、
2種類のコードと向き合う

大井Oi

マルキンアド 所属 フロントエンドエンジニア / サウンドクリエイター

2012年入社。フロントエンドエンジニアとしてコーディングに勤しむ傍ら、MITARIの動画音声制作も担当。異業種に思えるが、この2つの仕事には共通点があるという。

/ 現在の業務について
教えてください

フロントエンドエンジニアのチームリーダーとして、WEBサイトのコーディングやチームのマネジメントを担当しています。また、MITARIという動画制作チームの一員として、動画の音声(録音や整音作業、BGMや効果音の制作)を担当しています。

/ あなたにとって、
「思いをカタチにする」とは?

フロントエンドエンジニアとしての仕事は、デザイナーから渡されたデザインデータをいかに忠実にコーディングで再現するか、その先のお客様から見ていかに使いやすいページになるように工夫するか、という2段階の「思いをカタチにする」工程があると考えています。

まず、ディレクターがヒアリングしたお客様が求めている成果を理解し、デザイナーがなぜこのデザインにしたのかという意図を汲み取ります。すると必要なコミュニケーションやスキルが明確になるので、日々更新されていくWEBの技術を学びながら、どんな表現ができるかを相談・提案しつつ作業を進めます。
MITARIとしての仕事は、撮影時の録音やBGM・SE制作、それらをまとめ、調整する整音という編集作業を手掛けています。そこにはやはりお客様の求める完成像を理解し、ディレクターやカメラマンが作り上げる映像の意図を汲み取るという、フロントエンドエンジニアと共通する2段階の「思いをカタチにする」工程があります。

どちらの仕事でも制作物の最終工程を担当しているので、お客様への提出や公開日へ間に合わせなければならないという緊張感があります。よって、全体の進捗状況を意識することも大切です。異職種を一人で担当する社員は社内でも少なく、大変ではありますがやりがいを感じています。

/ どんな学生でしたか?

小さい頃からゲームをすることや、ゲームで流れる音楽(サウンドトラック)が好きでした。その影響で音楽やコンピュータに興味を持ち、学生時代はピアノを習い、吹奏楽部に所属していました。
初めてインターネットを体験した際は、WEB上で世界中と繋がっているということに感動したのを覚えています。そこでパソコンで音楽が作れるということを知り、趣味で音楽制作をしていました。

/ 就職先を選ぶ際に、
大切にしていたことは何ですか?

私が就職先を選ぶ際に最も大切にしていたことは「楽しく働けること」でした。業界的にはキャリアアップのための転職をする人も多いというのは理解していたのですが、できるだけ長く働きたいという想いがあり、そのためには業務が自分のやりたいことと合致していて、周りの社員とのコミュニケーションが円滑であることが不可欠だという考えがありました。
マルキンアドは個人のやりたいことを尊重し、社内の風通しがよくコミュニケーションも活発でしたし、言いたいことを意見しやすく、自分の求める理想的な社風でした。

/ あなたの10年後の姿は?

現在はコーディングや動画制作の一部作業を担当していますが、将来的にはWEBや動画制作をディレクションから担当できるようになりたいです。
具体的にはスケジュールの管理やお客様とのヒアリングから担当して、WEBであれば構成から作成してデザイナーに指示を出したり、動画であればコンテ作成から撮影、動画編集までできるオールラウンダーになることを目指しています。
大きな目標ではありますが、作業工程の多くを理解する立場の人間がいることで、制作物の一体感やクオリティ向上が期待できるのではないかと考えています。

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